最遊記外伝 OVA
別名:
最遊記外伝 Saiyuki Gaiden - 最遊記外伝 - Saiyuki Gaiden - 最遊記外伝 - Saiyuki Gaiden
峰倉和也の漫画を原作とした全三話のOVAで、物語の主役たちが五百年前の天界で繰り広げた過去が描かれている。
『最遊記外伝』(Saiyuki Gaiden)は、峰倉和也による同名の漫画前伝をアニメ化したOVAシリーズである。AnproとStudio Izenaの共同制作で、葛谷直行が監督を務めた。2011年3月25日に第1巻が、6月24日に第2巻が発売され、第3巻は延期を経て9月22日にリリースされた。2013年4月には特別編となる『最遊記外伝 黄牙之章』が追加され、全シリーズで計4話、各話は約30分の構成となっている。北米ではSentai Filmworksが配給権を取得し、2022年9月にブルーレイ合集版を発売。全4話を再編集し、約2時間の劇場版形式にまとめている。
物語の舞台は、『最遊記』本伝の500年前の天界だ。少府の孔雀(Konzen)は、不本意ながらも金色の瞳を持つ少年——後に悟空と名付けられる「異胎」の世話をすることになり、天界西軍元帥の天蓬、将軍の犍尼連、そして戦神の息子である哪吒とともに親友となる。しかし、親友たちの死によって悟空が暴走し、不意に破壊的な力が解き放たれたとき、孔雀たちは悟空を連れて天界を離脱することを余儀なくされる。彼らは西海龍王を人質に取って流浪の旅へと身を投じ、それが本伝における多くの宿命的な絆の起点となっていく。繊細な作画と濃密な感情描写が特徴の本作は、『最遊記』アニメシリーズにおいて、過去と現在を繋ぐ重要なエピソードとなっている。