Monkey Magic(1999年PSゲーム)
1999年にサンスフトから発売されたPS1用横スクロールアクションゲームで、イギリスのテレビアニメ版および『西遊記』をベースにしている。
『Monkey Magic』は、サンソフトが販売し、Mpenスタジオが開発したPlayStation用横スクロールアクションプラットフォームゲームだ。1999年11月27日に北米で先行して発売され、2000年7月13日に日本版がリリースされた。本作は、1998年にイギリスと日本の共同制作で生まれた同名の3D CGIテレビアニメーションをベースにしており、そのアニメ自体が呉承恩の『西遊記』および1978年の日本のテレビドラマシリーズ『西遊記』を翻案したものだった。プレイヤーは孫悟空を操作し、多層的な立体スクロールステージを突き進んでいく。このゲームの象徴的なメカニズムは、「前景・中景・後景」という三層のシーン切り替えにあり、プレイヤーは異なる奥行きの間をジャンプすることで、罠を回避したり敵を攻撃したりすることができる。悟空は「火、氷、縮小、綻び」という四つの法術を使い分ける。これらは攻撃的な投射としてだけでなく、敵の法術への対抗手段としても機能する。また、冒険を通じて経験値を蓄積するという、ライトなRPG的な成長要素も盛り込まれていた。シングルプレイのストーリーラインは、経典を求める師弟が妖怪を退治しながら旅をする道筋を辿っており、若いプレイヤー向けの入門用アクションゲームとして位置づけられていた。90年代後半にサンソフトが欧米市場をターゲットに仕立てたクロスメディアIPゲームとして、商業的に大成功を収めたとは言い難い。しかし、西洋のコンソールプラットフォームにおいて、『西遊記』のメインキャラクター構成をほぼ完全に再現した数少ない初期作品であり、バージョン史の研究において価値を持つ一作だ。